スマートフォンやタブレットなどの普及により、以前より手軽に動画を観れるサービスが増えてきました。今回は動画配信サービスとはどのようなものなのか、人気な主要動画配信サービス5社の料金や特長、おすすめをご紹介していきます。
動画配信サービスとは
動画配信サービスとはパソコンやスマートフォン、タブレットからインターネットを介して映画やドラマ、アニメ、スポーツなどの動画が観られるサービスです。
定額制の動画配信サービス(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド)や、ビデオ・オン・デマンド(VOD)とも呼ばれ、現在多くの利用者が増えています。
これまではレンタルショップなどでDVDを借りて、見終わったらレンタルショップに返却して…というのが当たり前でしたが、動画配信サービスを活用すれば、その手間は一切なくなります!自宅で観たい時にすぐ観れる!大変便利なサービスです。
日本国内で有名なサービスでは、Hulu、Amazonプライムビデオ、U-NEXT、Nerflixが代表的なサービスと言えるでしょう。本ページでは主要5社のサービスについてご紹介します。
主要サービス5社比較
サービス名 | 配信数 | 料金 | オフライン再生 | 無料お試し期間 |
U-NEXT | 13万本以上 | 1,990円/月額 | ○ | 31日間 |
Amazonプライムビデオ | 非公開 | 500円/月額 | ○ | 30日間 |
Hulu | 5万本以上 | 933円/月額 | ○ | 12日間 |
Netflix | 非公開 | 800円・1,200円・1,800円/月額 | ○ | 30日間 |
dTV | 12万本以上 | 500円/月額 | ○ | 31日間 |
※料金は税抜きです。
サービスの特長
動画配信サービスと言っても、サービスによってそれぞれ特長を持っています。
U-NEXT
2007年からサービスを開始しているU-NEXTですが、月額料金は他社と比較すると1,990円と少々高めですが、動画の配信数は13万本以上、 動画レンタル2万本と、国内でも圧倒的な配信本数を取り揃えており、さらに動画に加え、70誌以上の雑誌が料金内で読み放題です(2019年7月時点) 。
ジャンルも洋画、邦画、海外ドラマ、国内ドラマ、韓流・アジアドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、音楽・アイドル、アダルトなど幅広く、更新頻度も高いので、大変充実しています。
また、新作動画は毎月1日に1200ポイントチャージされるポイントを使って観ることもできます。ポイントを使えば月3本は新作動画を観ることができますし、ポイントが足りなくなった場合は、追加課金でチャージすることもできます。
サービス内で貯めたポイントは、イオンや松竹、ユナイテッドなどの映画館でのチケットの交換や割引にも使えるサービスも充実しています。
今なら見放題作品が31日間の無料トライアルで視聴可能です!気軽に試してみてはいかがでしょうか。
※本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライムビデオの最大の特長はAmazonプライム会員(月額500円、年会費4900円)なら追加料金ナシで利用できるという点ではないでしょうか。
Amazonプライム会員は、普段、Amazonで買い物する際の当日お急ぎ便やお届け日時指定便なども使えるので、動画以外のサービスも充実される大変お得なものと言えます。
2015年にサービスが開始され、日本では後発のサービスですが、国内外の映画やドラマに加え、オリジナル制作の作品も最近では増えておりますので、ラインナップも少なくありません。
デメリットとしては個別にレンタル購入可能なPPV(ペイ・パー・ビュー)作品が多く、見放題できる作品はある程度限られています。
また、Chromecastが非対応となっており、テレビで視聴するにはAmazon Fire TV(Stick)やApple TVなどが必要になります。
それでも普段amazonを利用して買い物をされる方などは、プライム会員のメリットを受けることが出来ますので、料金を抑えて手軽に楽しみたい方には、おすすめです。
Hulu
Huluは国内の動画配信サービスの先駆けと言えるサービスです。
サービス自体は米国発のため、海外ドラマが充実しており、最新作から過去作まで作品数は他サービスと比べても最上位で、注目ドラマを国内で最速配信する「Huluプレミア」では、日本初上陸の作品を観ることができたり、「FOXチャンネル」のリアルタイム配信では、本国とあまり変わらないタイミングで最新作を観ることができます。
また、国内事業が日本テレビに買収されたこともあり、国内のドラマも充実しています。日本テレビ以外にも、TBS、フジテレビ、NHKといった主要キー局を網羅しており、Huluでしか観ることのできないスピンオフ作品やオリジナルドラマも魅力の一つです。
子供向けの作品も数多くラインナップされていますので、お子さん向けにも良いのではないでしょうか。
ただし、映画タイトルは本数は多いのですが、新作映画はほとんど配信されていません。公開間もない新作映画を観たい場合は、「U-NEXT」や「Netflix」など、映画に注力している動画配信サービスを検討した方が良いかもしれません。
とはいえ、過去作品は幅広いラインナップを誇っておりますので、過去作品を多く見たい方、映画よりもドラマを重視したい方にはおすすめの動画配信サービスです。
Netflix
Netflixは全世界で1億人以上のユーザー数に利用されている動画配信サービスです。
2015年に国内でもサービスの提供が開始され、海外ドラマの種類が充実しています。
また、オリジナル制作の作品も豊富で、山田孝之主演の「全裸監督」や、又吉直樹が書いた中編小説「火花」を原作とした作品など、オリジナル作品が多数配信されています。
Netflixでしたか見ることができない作品がサービスの特長と言えますが、一方で、国内の作品は、他の動画配信サービスと比べ、現状では少ない印象を受けます。 料金は月額800円(ベーシックプラン)、1200円(スタンダードプラン)、1800円(プレミアムプラン)のコースがあり、それぞれ画質と同時試聴可能なデバイス数に違いがあります。
コース | 料金 | 画質 | 視聴可能なデバイス数 |
ベーシックプラン | 800円/月額 | 1画面SD(標準画質) | 1デバイス |
スタンダードプラン | 1,200/月額 | 2画面HD(高画質) | 同時に2つのデバイスで視聴可 |
プレミアムプラン | 1,800円/月額 | 4画面HD/UHD 4K(超高画質) | 同時に4つのデバイスで視聴可 |
また、追加課金が必要なPPV作品はなく、料金内で動画を観ることができます。
ダウンロードできる動画には、ダウンロードボタンがついていますので、事前にダウンロードしておけば、外出先などのオフライン環境での再生もできます。
dTV
dTVは携帯キャリアのドコモが運営する動画配信サービスで、12万本以上の動画を観ることができます。もちろん、ドコモユーザー以外の方も利用できます。
料金も500円(税別)ととにかく安く、邦画、洋画、国内ドラマ、海外ドラマ、アニメなどの18ジャンルがバランスよく用意されており、大人から子供まで楽しめるサービスです。
また、オリジナル作品も観ることができますので、非常にコスパの良い動画配信サービスと言えるでしょう。新作映画や最新ドラマもレンタルで楽しむことが出来ます。
悪い点としては、パソコン、スマートフォン、テレビなどのマルチデバイスには対応していますが、2台以上のデバイスから同時視聴することができません。
それ以外に加え、視聴履歴やレコメンド、お気に入り機能も分けることができないので、家族共有で利用するサービスとしては、あまり向かないかもしれません。
しかしながら、月額料金は安く、作品も充実しておりますので、一人用に楽しむ場合や、同時視聴などを我慢できる方には非常におすすめの動画配信サービスだと思います。
トライアル期間を活かして試聴してみよう
私はいろいろと迷った結果、U-NEXTを利用していますが、やはり幅広いジャンルを取り扱っていますので、その時の気分によって、観たい映画やドラマを選べるので、非常に満足して利用できています。
ここまで主要サービスについてご紹介してきましたが、まだどのサービスにしようか決めかねている方には、トライアル期間を使って各サービスを試聴してみることをおすすめします。
トライアル期間はサービスによって異なりますが、期間内に各サービスを試してみて、良かったものだけ継続して利用するのも選び方の一つだと思います。