2019年も夏真っ盛り。夏休みにはついつい夜更かししてしまう人も多いのではないでしょうか。そんなこの時期におすすめしたい映画8選をご紹介します!
モテキ
元々は漫画をTV化して大ヒットしたこの作品。そして映画化されてさらにヒット。
サブカルやエンタメ好きな人なら間違いなく楽しめる作品だと思います。
派遣社員を卒業し、エンタメニュースサイト「ナタリー」のライターとして働き出した、森山未來が演じる金なし夢なし彼女なしの藤本幸世(31歳)。
ある日突然訪れた“モテキ”により、幸世を取り巻く数々の美女に翻弄される様子を描いています。
作中、随所に流れる音楽も楽しみの一つで、非常にセンス溢れるロック音楽ばかり。
映画を観終わった後は、きっと作中に流れた音楽をリピート再生していると思います!
50回目のファースト・キス
アメリカで2004年に公開され、1位を獲得したドリュー・バリモアとアダム・サンドラーの同名作品を日本リメイクした笑って泣ける、ラブストーリー作品。
ハワイでコーディネイターをする山田孝之演じるプレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠衣と出会い、恋に落ちる。
しかし、翌朝会った瑠衣は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠衣は交通事故の後遺症により、新しい記憶が一晩でリセットされるという短期記憶障害を負っていた。
大輔は、毎日初対面の彼女をあの手この手で瑠衣を口説き落とし、大輔の機転と努力により結ばれた二人だが、大輔の本当の夢を知った時、瑠衣はある行動に…
随所に笑いがある中にも、感動できる、まさに「笑って泣ける恋愛映画」作品で、普段あまり恋愛映画を観ない方にもおすすめできる映画です。
そしてやはり舞台がハワイということもあり、観終わった後には高確率でハワイに行きたいと思うはず! 夏に観るのにぴったりの作品ではないでしょうか。
耳をすませば
1995年に公開された、スタジオジブリ屈指の青春映画。月島雫は、中学3年になり、周りは皆受験勉強で一生懸命な中、いつも学校の図書館や市立図書館で読書にふけっていた。
ある日、雫は図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。
雫は偶然忘れ物を拾った一人の少年と出会うが、その少年こそが「天沢聖司」であった。
雫は将来の進路や未来、自分の才能にもコンプレックスと焦りを感じはじめる中、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始める…
夏のアニメと言えばジブリ!夏になると金曜ロードショーでジブリが特集されますが、つい何度も観てしまいますね。
ジブリ作品の中でも代表的な作品と言えるのが「耳をすませば」ではないでしょうか。
思春期の少年少女が経験する恋や、将来の悩みを描く青春アニメで、子供から大人まで楽しめる作品です。
大人になった今見返すと、つい恥ずかしくもなってしまいますが、観終わった後は、心が洗われるような爽快感が得られると思います。
海街diary
神奈川県鎌倉市で暮らす三姉妹の元に、ある日、父の訃報が届いた。
父は自分たちが幼いころに離婚して家を出て行き、その後、母も再婚して家を去った。
しっかり者の長女の幸と、そんな姉と何かとぶつかる次女の佳乃、マイぺースな三女の千佳。
三姉妹を育てた祖母もとうに亡くなり、広くて古い鎌倉の家には彼女たちだけで生活していた。
三人は父の葬儀で、腹違いの妹すずと出会う。年齢の割にしっかりしている中学1年生のすずだったが、既に母も亡くし、父の再々婚相手の家族と暮らしていた。
葬式からの帰り、すずは幸から亡父のことで感謝の言葉をかけられ、感情が爆発するように号泣した。
そんな彼女の涙を見て、幸は、別れ際に「いっしょに暮さない?」と誘い、すずは快諾した。
やがて、すずが鎌倉へやって来ると、四人での新しい新生活が始まり、それぞれの複雑な想いが浮かび上がっていく。
なんと言っても鎌倉の描写が美しいです。鎌倉という街を舞台に、季節の移り変わりを、四姉妹の生活とともに情感豊かに描いています。
出演する女優陣たちも豪華で、それぞれが実年齢にマッチしたキャラクターを自然体で演じていて、生きることの難しさや、日常の幸せを感じることが出来ると思います。
家族の在り方や、過去と向き合いどのように生きていくかを考えさせられる是枝監督らしい作品だと思います。
ウォーターボーイズ
部員が高校3年生の妻夫木聡演じる鈴木ひとりという廃部目前の唯野高校水泳部。
突如やってきたのは若くて美しい女性教師・佐久間が水泳部顧問になったことをきっかけに、男子たちはこぞって入部するが、佐久間先生は男だけのシンクロナイズド・スイミングと言い出す。
これにはさすがの男子たちもあっという間に逃げていった。残ったのは鈴木含めた落ちこぼれの5人。
恥ずかしさと難しさが共存する中、彼らは秋の文化祭に向け、夏休みにイルカの調教師(竹中直人)から猛特訓を受けるのだが…。
実話を元に作られた痛快コメディ。妻夫木聡や玉木宏などの若かりし頃の姿が観れるのもまた魅力。随所に笑えるシーンが散りばめられていて、心底笑えて楽しめます!そして最後のシンクロシーンは、カッコイイの一言。
青春映画と呼ぶのにふさわしい作品でおすすめです!
リリイ・シュシュのすべて
蓮見雄一は、小学校で児童会長をしていた星野と出会う。
中学に入学した市原隼人演じる蓮見雄一は、小学校で児童会長をしていた星野と出会う。
ある日、蓮見たちはカツアゲした不良たちの金を奪い取り、沖縄へと旅立ち、夏休みを満喫するはずだったが、星野が溺れたり、交通事故に遭遇するなど
2学期になり、雄一は星野らから理不尽なイジメを受けはじめる中、雄一の唯一の救いはカリスマ的女性シンガー、リリイ・シュシュの歌であった。
雄一は「フィリア」というハンドルネームで熱烈なリリイ・シュシュ評を書き込み、いつしかネット上でひとりの人物と心を通わしていく。
岩井俊二のインターネット小説から生まれた異色の青春映画。岩井作品はどこかノスタルジックな想いにさせてくれますが、この作品もそのひとつ。
いじめ、恐喝、万引き、援助交際、レイプ、殺人、自殺が盛り込まれたこの作品は、“14歳のリアル”としては少々重い感じもしますが、
思春期である14歳の孤独や閉塞感を、色彩豊かな映像美とのコントラストを織り交ぜながら描いています。
後味はあまり良くない映画かもしれませんが、観返したくなる作品のひとつです。
いかがだったでしょうか。暑い夏に、たまには家でゆっくり映画を観るのも夏らしい過ごし方ですね。気になる作品は以下からも是非探してみてください。